漁業・農耕の二つの予祝儀礼からなる複合行事。まず、航海安全を願うフナモチという習俗がある。5歳になる子供に長さ30p程度の木製の船を持たせ、親がその子を抱きかかえて境内を回る。その後、紋付袴姿の大人たちによる船歌が勇壮に歌われる。続いて稲作の模様を牛・テチョ(父親)・タロウ(子供)がユーモラスに演じるタウチ行事が見られる。
●調査地 鹿児島県いちき串木野市羽島地区・羽島崎神社(くしきのし・はしまざきじんじゃ)
●調査日 1992.3.7(旧暦2月4日に近い日曜日)